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  • 【NEW BRAND】アイウェアブランド"BLANC.."とは

    2023年8月19日(土)から28日(月)までの間、日日眼鏡にて「BLANC - POPUP SHOP」を開催します!(※実店舗のみのイベントとなります)BLANC..(ブラン)といえば、各国のドーバーストリートマーケット、ユナイテッドアローズ、トゥモローランドらの大手セレクトショップ、あるいはインスタグラムを覗いても、モデル、インフルエンサーによるメンションで目にする機会も多い人気アイウェア・ブランド。2022年には、初の直営店となる「LHITE」を原宿にオープンしました。また、これまでアパレルショップのみに展開を限定していた同ブランドですが、設立10周年を期に、全国10店舗に絞る形ではありますが、眼鏡専門店での展開も解禁。※東北地方では「日日眼鏡」が唯一の取扱店(2023年8月現在)となります。さて、今回のブログでは、眼鏡店としては東北初のPOPUPイベント開催に合わせて、高感度・アイウェアブランド"BLANC: ブラン"の魅力にせまります。※ブログの最後には、今回のイベントに関するビッグニュースも!ぜひ最後まで読んでみてくださいね。アイウェアブランド「BLANC..(ブラン)」とはblanc..(ブラン)は、デザイナー渡辺利幸が2012年にスタートした日本のアイウェアブランド。渡辺氏は、Maison MIHARA YASUHIRO(メゾン ミハラヤスヒロ)の立ち上げやセレクトショップのバイヤーなどを歴任しつつ、長くアパレル業界にいた方。アパレル時代に感じた、アイウェア選びとファッション性のギャップ。フレームの作りや素材の良さだけではなく、身につけることでおしゃれになれるかどうかで選んでほしいという想いから、自身のブランドをスタートさせました。アパレル業界に携わってきたバックグラウンドから、アイウェアをバッグや靴のように日常的に楽しむファッションアイテムと位置付けています。ブランドコンセプトは、ニュートラル。カジュアル、モード、フェミニン、ストリートなど様々な服装にフィットするようにシンプルなデザインでありながら、顔との相性だけでなく全身とのバランスで、その人のスタイルを表現できるファッション性の高さも感じられます。また、毎日使えるストレスフリーな掛け心地も魅力的。フレームは日本人のフェイスラインに合うように計算され、メガネ作りで有名な福井県鯖江市で1本ずつ手作業により丁寧に作られています。BLANC..(ブラン)の魅力"欲しいフレームが見つかる"ラインナップの幅広さブランが作るアイウェアの特筆すべきポイントは、なんといってもシェイプバリエーションとカラーバリエーションの豊富さ。メインストリームであるクラシックなシェイプはもちろん、トレンドの90sナローシェイプやユニークなティアドロップなど、BLANCのアーカイブには、驚くほどに多岐にわたったシェイプが存在します。そこに、淡めのベージュやピンク系、アスファルトのようなグレーやホワイト、トレンド感あふれるビビットカラーなど、他ブランドでは見ることのないユニークなカラーが乗ることで、一目で心を奪われる(!)キャッチーで圧倒的なBLANCらしさが生まれます。だからこそ、BLANCのサングラスは、見た瞬間に「かわいい!」となる率No,1なのです。様々なコーディネートをカバーしてくれるので、自身のスタイルに合うアイウェアがきっと見つかるはず。ここまで幅広い層をカバーできるブランドは意外と少ないかもしれません。"アイコンタクトが取れる"サングラスなんとなく抱きがちな「サングラスはこわい」というイメージ。その原因は、目元が見えず表情が分かりづらいからだ、と渡辺氏は考えました。ブランのサングラスには、"目元が見える程度の濃すぎないレンズ”が採用されています。アイコンタクトが取れるので、サングラスを掛けたままでもショッピングをしたり、室内で会話を楽しむこともできます。また、特別な調光レンズを使用したサングラスもラインナップしています。調光レンズと言えば、紫外線によって色が変わる特殊なレンズ。室内では薄いカラーレンズですが、一旦外に出るとしっかりと眩しさを抑えてくれるダークカラーに変化。ブランの心配りは、ファッションを楽しみたいすべての人に「サングラスを身につける」という敷居を下げ、より手軽に掛けられる機会を提供しています。"遊び心ある"テンプルエンドのデザインブランドのアイコンと言えば、テンプルエンドの切り替えし。さりげなくブランのメガネだと分かるようなアイコンがほしいというデザイナーのアイデアから生まれました。掛けているときには見えないけれど、外したときにだけ見える遊び心のあるデザイン。表はシンプルだけど、裏地にビビットなデザインが施された品の良いバッグのような。アパレルシーンで研ぎ澄まされた感覚をもつデザイナーならではのアプローチです。スタッフ厳選・おススメモデル5選B0039(45□23)¥27,0002023SS新作。もともと人気モデルだったB0014をアップデートさせた新作。今回はカーブのついていないフラットレンズやパステルカラーのアセテート生地をピックアップ。初回入荷分は即座に完売している為、今回も完売必至です。B0024(54□16)¥35,200クラシックな雰囲気の角ばったブローフレーム。70年代のイギリス映画に登場する紳士の様。あえて「おじさんくささ」を残したビッグシェイプとメタルのブローパーツがとてもユニークです。オーバーサイズにかけると、着こなしのアクセントになって◎BM011(47□22)¥39,600細めのスッキリとしたクラウンパントシェイプの人気モデル。どんなファッションにも馴染みやすいシンプルなデザインが特徴です。チタンテンプルを使ったコンビネーションタイプは長時間かけていても疲れにくく、度付きメガネにもおすすめです。BE006(53□20)¥33,0001本でトレンド顔になるイチオシのサングラス。オーバルシェイプはオールドスクールな印象がありますが、ここ最近ハイブランドを中心にリバイバルされています。モード感のあるブラック、やわらかい印象のピンクやライトブルーなど、フレームカラーによって印象が変わるのも魅力的です。BA01 ¥36,300アイウェアホルダーが付属された小型のショルダーバッグ。アイウェアブランドが本気で作ったバッグは、意外にもかわいすぎました。お出かけ中にサングラスを安心して納めることのできる優秀なデザイン。サイズ感もちょうどよい。8月19日~のイベントでは、注目の新色もリリース予定です。BLANC POP UP SHOPBLANC POP UP SHOPplace:日日眼鏡 〒998-0841 山形県酒田市松原南5-1date:8月19日(土)~8月28日(月) 10:00~19:00 (水曜日定休) 期間中は、今しか見れない貴重なブランのアイウェアが110本以上のボリュームで店頭に並びます!さらに、前回入荷時には瞬時に完売したアイウェアケース付きのショルダーバッグも展示。期間中のみ受注を受け付けます。まさに…どれにしようか悩むのも楽しい、心躍るラインナップ!さらに、ビックニュース↓↓↓①8月20日(日) デザイナー渡辺利幸さん来店BLANCデザイナー渡辺利幸氏が、東京からはるばる日日眼鏡(酒田)まで来店!店頭に立って接客してくださいます。(自然体で物腰の柔らかい、めちゃめちゃ良い人ですよー!)デザイナーさんから直接似合うサングラスを選んでいただけるまたとない機会!ご都合のあう方はこの機会をお見逃しなく(※当日は込み合うことが予想されます。時間に余裕をもってご来店くださいませ。)②BLANCの商品購入でレンズ代20%OFF(一部対象外)なんと、期間中BLANCのアイテムをご購入で、レンズ代を20%OFFにしちゃいます!非常にお得な期間ですので、ぜひこのタイミングでBLANCをゲットしてくださいね。③"BLANC×日日眼鏡"Wネームのメガネ拭きをプレゼント(先着順)さらにさらに、、イベント限定ノベルティとして、なんとBLANCと当店のネームが入った(超レアな!)メガネ拭きを製作!ご購入者様先着順にてプレゼントいたします。もったいなくて使えないかも…?というわけで、今しか見られないこの機会に、新しいサングラス&眼鏡を一緒に選びましょう!writer:日日眼鏡スタッフ 津田

  • “きれいになれるメガネ”AKITTOの魅力を語る

    今回のテーマは、今年10周年※を迎え、更に勢いを増す人気アイウェアブランド“AKITTO”の特集です。(※2022年12月時点)AKITTOは、シンプルでハイクオリティ、かけ心地にもこだわった日本製のアイウェアをリリースしているレディース中心のブランド。“女性がかけるメガネに特化したアイウェアブランド”というだけで結構めずらしいのですが、それだけでは伝わり切れないこのブランドの魅力を、デザイナー夫妻と15年来の長い付き合いであるHibiMegane池田が深堀りしつつ、当店オススメモデルや当店でしか手に入らない限定モデル『hib1』についてもお伝えしていければと思います。それでは、ぜひ最後までご一読くださいませ。AKITTO:アキット【デザイナー…川上明仁】1976年生まれ。眼鏡の専門学校を卒業後、1996年より東京のアイウェアセレクトショップに勤務。退職後、ハウスブランドの先駆けとして一世を風靡した「Kamuro」の初期デザイナーとして多くのアイウェアデザインに携わる。2008年、かねてから親交があったデンマークのアイウェアブランド“FLEYE”からのオファーを受けデザイナーに就任。同時に現在のAKITTOの前身となるコレクションライン“FLEYE by AKITTO”をローンチ。2012年に独立し妻の川上智子さんと共に「AKITTO」を設立。2018年には白金台に直営店をオープン。年4回という異例のペースで新作を意欲的にリリースし続けている。contents1,レンズシェイプ2,デザイン3, カラーリング4, プチサイズ4, HibiMeganeが選ぶ《AKITTO》オススメモデル1,レンズシェイプAKITTOの一番の強みは、なんといっても「レンズシェイプ」。レンズシェイプとは、レンズのアウトライン(カタチ)なので、フレームデザインでいうところの「骨組み」のような箇所。例えば、AKITTOのほとんどのモデルには、「女性がよりきれいになるカタチとは…」という川上氏の明確な哲学が込められていて、ブロー(眉)ラインに独自のアプローチが施されているのだそう。女性目線だけじゃなく、男性目線からもときめく“かわいらしさ”や、ちょっとした“あざとさ”なども表現したレンズシェイプを追及しているんです。どうりで、女性がかけるとホントにかわいく、きれいになれる。ちなみに、昨今の潮流である「ボストン」や「ウエリントン」等のレンズシェイプも、AKITTOのエッセンスが加わることで、特有の癖が感じられます。だからこそ、レンズのアウトラインを見ただけで「これ、AKITTOのフレームだね」ってわかるんです。これは何気にすごいことで、他ブランドに比べ尖らせたコンセプトを持つAKITTOならではと言えるでしょう。というわけで、メガネでかわいくなりたい女性の皆様は、ぜひシェイプラインに注目して試着してみてくださいね。きっと、「置いて見たときと、かけて見たときの印象が違う!」と感じていただけるはずですよ。2,デザイン【ブランドコンセプト】美しさに、よりそう。シンプルに装い、表情を引き立てる。ときに知性的に、ときに華やかに、ひとさじの可愛らしさを添えて。何気ない日常から、とっておきの1日まで。AKITTOは、掛ける人の美しさによりそうアイウェアです。過去のアーカイブモデルを見ると、テンプルを中心にデコレートされたアイテムが多かったんですが、ここ数年のAKITTOは、どんどんミニマルなデザインに移行しています。上記のコンセプトがそのまま具現化された、女性らしさをほのかに感じることができるシンプルなフレームデザインが特徴。特に、AKITTOのアイコン的シリーズ“Pin”は、その要素を色濃く感じます。“Pin”シリーズの共通デザインは、レンズの外側を少しだけ尖らせているのが特徴。目尻にアイラインを引くようなニュアンスで、アイメイクのように目元に自然なアクセントを加えてくれるんです。「かけるひとにできるかぎり溶け込むデザインが理想」と言っている川上氏のポリシーを、繊細な装飾からも感じていただきたいです。もう一点、AKITTOの大きな特徴として「テンプルエンド」のデザインにも注目。掛けているときはシンプルに美しく。メガネを外したときに初めて気づく、AKITTOのちょっとしたユーモアは必見です。3, カラーリングAKITTOは、とにかくリピート率が高い!要するに「ファンが多い」ってことなんですが、独特な「カラーバリエーション」も、デザインと並びAKITTOの魅力を下支えしている大きなポイント。全モデルのカラー、例えば七宝やコーティングのカラーからテクスチャーまでを一挙に担当しているのがアキットの奥様である川上智子さん(超美人)。AKITTOが提案するカラーは、まるでメイクをしているように、違和感なくお顔に彩りを足してくれるんですね。メガネをかけることでちゃんとかわいくなれる。そんな魅力に気づくと、「やっぱり次もAKITTOにしようかな。」っとなっちゃうのでしょう。ちなみに、AKITTOの定番人気カラー「BG:ベージュ」「PU:プラム」は、1本は持っておきたいマストカラーです。4, プチサイズ2020年以降のAKITTOの特徴として、「小ぶりなモデルが多くなった」という点が挙げられます。先日、川上氏に直接お会いした際にその事を質問してみたところ、こんな答えが返ってきました。「最近、強度近視や小顔で「メガネが似合わない。」って悩んでる子がすごく多くなった感じがしていて。以前そんな悩みを抱えてうちの店(※白金台の直営店の事)に来てくれた子にAKITTOのcos3を進めたんだけど、出来上がったメガネを掛けたら「眼が小さくならない!」って感動して泣いて喜んでくれて。やっぱり僕もうれしくて、それ以降AKITTOでも小ぶりなモデルをちゃんと用意するようにしてるんだよね。」とのこと。こういう原体験がデザインやブランドの方向性にまで反映してるって、人間味があってとても素敵だなーと感じるし、同じ眼鏡屋としてすごく気持ちがわかります。今この記事を読んでいるかたの中でも、同じ悩みを持っている人はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。小ぶりなサイズ感のメガネフレームは、昨今のトレンドとして以前に比べると人気にはなってきてますが、それでも市場にはかなり少ない状況。そんな中で、AKITTOのプチサイズは非常にありがたい存在なわけで。当店では、フレームサイズ112mm※以下の小さいモデルも多数ご用意しております。小顔のかたや強度近視で悩んでいるかたも、AKITTOのフレームはとってもオススメですよ。※フレームサイズについては サイズについて をご一読ください!5, HibiMegane オススメモデルAKITTOのメガネフレームは、少量生産な上に新作中心のリリースなだけに、どれも希少性が高い事も特徴のひとつです。店頭在庫も刻々と変化しているのですが、そんな中、今当店でプッシュしている旬の3モデルを紹介します!ten10周年記念のアニバーサリーモデル。size:43□23 material:titanium10周年だから10角形。という洒落の利いたモデルなんですが、デザイン・カラー・サイズ感のすべてが絶妙で、間違いなく傑作モデルの仲間入りです。入荷早々あっという間に全色なくなってしまい、アキットに頼み込んで直営店分のラス1をゲットしました。個人的にオススメはすべて10角すべて色違いのマルチカラー。いずれにしても早い者勝ちですね~《AKITTO ten 商品ページ》tas2AKITTOの中でも小ぶりな人気モデルsize:41□25 material:titanium+acetate上下幅を抑えたラウンドシェイプのメタルフレーム。インナーリムの手の込んだ作りこみも絶妙。「近視が強すぎてメガネを掛けると目が小さくなるのがいやだ…」とお悩みの方は、これぞお試しいただきたいモデルです。《AKITTO tas2 商品ページ》hib1日日眼鏡が別注して作っていただいた超希少モデル!size:47□22 material:titanium+acetateブラックのチタンフレームに、クリアグレーのインナーリム。アキットらしいキレイなカタチの、ベーシックなアイウェアができました。このプレーンな潔さはインラインでは中々ないぞってところも実はウリです…笑やや大きめなサイジングで作っていただいたので、男性にもオススメ。サングラスとオプティカル、両方用意してます。《AKITTO hib1 商品ページ》以上、AKITTOの特集はいかがでしたでしょうか?HibiMegane ONLINE SHOPでは、ご紹介した商品以外にもたくさんのモデルをご用意しております。気になったモデルは、ぜひご試着してみてくださいね。ご購入にあたりご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください。《AKITTOの商品をみる》お気に入りのフレームを見つけたら、自宅で 4 日間、4本まで お試しできる「自宅で試着サービス」もぜひご利用ください!《自宅で試着サービス》

  • 【BuddyOptical:バディオプティカル】の話

    (2023.3.20:追記)今回のブログは、当店で展開するアイウェア・ブランド「Buddy Optical:バディオプティカル」の紹介です。ぜひ最後までご一読ください。BuddyOpticalが「眼鏡屋」を選ばなかった意外なワケ。バディオプティカルといえば、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、1LDK等の名だたるコンセプトショップや、ローカルの高感度セレクトショップで、あるいはファッション誌などで目にする機会の多い人気アイウェア・ブランド。ファッション好きな方であればご存じのかたも多いかと思います。そんな知名度からすると、ブランド設立から10年もの間「眼鏡専門店での取り扱いが全くなかった」という事実は、少し意外に聞こえるかもしれません。…というのも、今回紹介するバディオプティカル、確固たるフィロソフィーの下で、ちょっと変わったポジションを築いてきた異質のメガネブランドなのです。日日眼鏡・池田)私がBuddyOpticalを最初に知ったのは2013年頃なので、10年ほど前に遡ります。当時、最初のショップをオープンさせるタイミングだったこともあり、頻繁に東京に足を運んでいた時期。当時から話題だった中目黒のセレクトショップ「1LDK」に行った際に、洋服に交じって5、6本ほどのセルフレームを見つけます。まずロゴが素敵だったのと、整い過ぎない可愛らしさを感じるシェイプデザインがユニークだったこと、1LDKの中で(メガネは)唯一のセレクトだったことも印象に残り記憶していました。それからの数年間、オシャレな服屋さんでの取り扱いが増えていく一方で、眼鏡店で取り扱っているところが全くない。メガネブランドなはずなのに、眼鏡の合同展示会等にも姿を現すことのない『謎のブランド』といった印象でした。アパレルショップだと、まずレンズを入れることができないし、専用工具もないので調整もできない。メガネ販売では必須条件のアフターメンテナンスができないのです。それに対して眼鏡専門店であれば、視力矯正器具として光学レンズを入れた「眼鏡」として提供できる。調整やアフターケアもしっかり行えるのです。そんな理由から、僕個人的にはアイウェアはやっぱり「眼鏡店」がメインの土俵だと思っています。それなのにバディオプティカルは、アイウェア専門ブランドでありつつ、なぜか「眼鏡店」ではなく「洋服店」を主体に展開している。なぜ眼鏡専門店で展開しないのか、率直に疑問でした。  『時代が変わるまで、バディオプティカルはメガネ店では販売しない。と決めたんです。』バディオプティカルの池原氏とは、ベイクルーズの『EYETHINK HIROB』をディレクションする三島正氏経由で知り合い、2020年3月に直接話を伺うことができました。その際「なぜ眼鏡専門店で展開しなかったのか」という疑問を投げかけてみたのです。そこには、池原氏の確固たる信念がありました。バディオプティカル・デザイナー 池原 玄氏池原)ブランドを始めた当時は、奇をてらうようなインパクトの強いメガネを是とする傾向が強く、ファッションとメガネの間には大きな乖離があったように思います。よって、バディオプティカルの思想を共有できる専門店はとても少ない様に感じていました。若い世代のメガネへの意識を向上させ、メガネを着用する人口の増加を目的とするバディオプティカルは、当時の眼鏡専門店が示す傾向とは異なる位置にいました。だからこそ、極端ではありますが、時流が変わるまでバディオプティカルは眼鏡店では販売しない。と決めたんです。 以下は、バディオプティカルのコンセプトです。ひとりの人が眼鏡を着用する、又は着用しない理由は様々です。前者では視力の補正の為、服装のコーディネイトの為、紫外線の防止etc…。後者ではそもそも視力は悪くない、コンタクトで間に合っている、わずらわしいetc…。この様にそれぞれに理由は様々で、どの選択も一個人の最良の判断のもと選択されたものと思われ、私たち眼鏡に携わる人々は誰もそれらを強要することは出来ません(医療的な判断を除いては)。私たち眼鏡を生業とする人々が共通して願う事は、眼鏡を着用する人口の増加です。その為には眼鏡がもっと身近な存在になる事が必要です。それは『気心の知れた仲間や、相棒の様な存在』である事。そしてライフスタイルの中に自然とある『ワードローブ』の様な存在である事。私たちは早速、これらの条件を満たす最良のレンズの選定・フレームデザインを考え始め、眼鏡の生産に取り掛かりました。そして、それらの眼鏡を『BuddyOptical』と名付けました。《Buddy》とは英語で親友や相棒を意味し、戦友の様なとても近しい存在を表します。また眼鏡をかけて人前に出る事が美徳とはされなかった時代に、そういった人々の意識を一気に変えさせた偉大なるミュージシャンのイメージを反映したものです。誰もがこの眼鏡に親しみを持ち、そしてクールでいられるように。デザイナー / 池 原 玄http://www.buddyoptical.com/ 池原)2010年代の後半になってから、私たちと同じ感覚を共有できそうな眼鏡専門店が増えてきたように感じました。気が付くとブランド設立より9年が経過していたし、そろそろ意思疎通できる眼鏡店に限り、展開を解禁していこうという気持ちになりました。ブランドの生い立ちや自身の思い、モデル紹介までを丁寧にお話してくれた池原さんの雰囲気は、物腰こそやわらかくも、自身の核となる目的、製品へのこだわりと自信が清々しく心から感銘を受けました。その場で「BuddyOpticalを日日眼鏡で展開させてほしい」と、お願いするに至りました。 ここからは、バディが展開する2つのコレクションと、代表的なモデルを少しだけご紹介していきます。 『Feel College Collection』1960年代〜1970年代の大学に通う若者達のファッションをイメージしたコレクション。アイビーやプレッピーという偉大なファッションを作り出した彼らのスタイルは、今も幅広い年齢層に支持され、決して古びることはありません。日常に溶け込みながらも、ファッションに貪欲さを持ちつづける事を忘れて欲しくないという思いから生まれたコレクション “Feelcollege:フィールカレッジ”。カレッジまたはその略称を示す名が付けられたこれらのモデルたちは、それぞれの大学が纏う空気を、間違いなく感じとれるはずです。  Sorbonne: ソルボンヌ  /  Size: 48□24Price: ¥35,000 (without tax)フランスにあるパリ第一大学、パンテオン・ソルボンヌをイメージしてデザインされたモデル。「クラウンパント」と呼ばれる40~50年代にヨーロッパを中心に流行したシェイプ。テンプルを極端なまでに細く仕上ることで、知的センスや繊細さを表現したモデルです。  Princeton: プリンストン  /  Size: 47□22Price: ¥33,000 (without tax)理系分野で著名人を多く輩出するプリンストン大学。1911年に同校にて学位を得たノーベル賞物理学者であるクリントン・デイヴィソンからインスパイアされたモデルです。随所にクラシカルな意匠が組み込まれたオーセンティックなメタルフレーム。チタン製で丁寧に作りこまれた人気モデルです。『“p”collection』現状のファッションアイウェアを "f" (フォルテ)とするならば、 本コレクションは "p" (ピアノ)でありたいと考えます。また各モデルにはドイツ語で『ドレミファソラシド』にあたる "c , d , e , f , g , a , h "を配しその名称としています。音階が異なる様にそれぞれのモデルの表情も少しずつ違います。選ぶ人、一人ひとりが最適な " 音 " に出会う事を願います。 model: cisPrice: ¥33,000 (without tax)音符のようにも見える特徴的なテンプルエンドと、とても珍しい「イチヤマ」のノーズパーツを採用したメタルフレーム。ぽってりとしたオーバルシェイプがとてもユーモラスで、ブランドの顔として愛されている定番モデルです。今回のイベントでは、タイミングよく生産直後とのことで、フルバリエーションでご覧いただけます。  model: a/n Price: ¥33,000 (without tax)こちらも定番モデルのa/n。cisのシェイプを大胆なラウンドに仕上げたアイコニックなモデルです。とてもかわいらしいルックス。ワンサイズながらも男女ともにしっくりと馴染む絶妙なサイズ感です。他にも様々なモデルがございます。ぜひ店頭で、BuddyOpticalの世界観をご堪能ください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。以下サイトにも近日中に商品をアップしてまいりますのでぜひチェックしてくださいね。また、インスタでも随時情報を公開しております。ぜひフォローをお願い致します。 HibiMeganeオンラインショップ… https://hibimegane.jpバディオプティカルOffical Instagram… https://www.instagram.com/buddyoptical_official/Designer Instagram… https://www.instagram.com/buddyoptical_designer/

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