既存の概念を覆す「アイ・エノモト」の魅力に迫る




HibiMegane-ONLINE SHOP がお届けする今回の特集は、アイウェアブランド「i.enomoto:アイ・エノモト」にフォーカス。

これまで3000型を超える眼鏡をデザインしてきた経歴を持つ、日本を代表するアイウェアデザイナー・榎本郁也氏。そんな彼が、2017年に満を持してスタートしたのが「I.ENOMOTO」というブランド。





大きなプロモーションを行わずオフィシャルサイトも存在しないことから、その知名度は決して高くありません。にも関わらず、国内でも特に勢いのあるセレクトショップ「レショップ」「ブリンク」等が、数あるブランドの中からアイ・エノモトにクローズアップし、イベントを駆使してプッシュしています。

実際、私自身もこのブランドのいちファンですし、当店でも、特にアイウェア好きなお客様からの購入率が高いブランドだったりもします。マイペースにひっそりと活動を続けている謎のアイウェアブランド「I.ENOMOTO」とはいったいどんなブランドなのか。


以下より、シンプルでテクニカルなアイ・エノモトのアイウェアをご紹介していきます!

…と、その前に簡単なブランド紹介を。





アイ・エノモトは、「視る器械」をテーマにチタンという素材にフォーカスしたコンセプト・ブランド。すべてのモデルは、東京でデザインされ、福井県鯖江市の100年以上続く老舗の工場で作られます。


セル(プラスチック)フレームは一切作らず、チタン(メタル)フレームに絞りコレクションを展開。
これまでアイ・エノモト名義でリリースしたモデルは、最新作含め5年間でたったの15型のみ。


一般的なメガネブランドと比べるとそのリリース数は極端に少ないのですが、どのモデルもブランドの「マスターピース」と呼べるほどクオリティが高く、まるで外科手術の際に用いられる医療器具のような洗練された佇まい、道具としての美しさを呈しています。


ienomoto バッグ


プロダクトカテゴリーはアイウェアだけではありません。

レザーを使用したバッグやアイウェアケース、パッケージデザイン、ディスプレイラックに至るまで、一貫して榎本氏によるミニマルで機能的なデザインで統一されています。




designer:IKUYA ENOMOTO
武蔵美野美術大学で工芸デザインを学んだ後、ハウスブランドやファッションブランドのアイウェアをデザイン。2007年よりイタリア・ミラノに駐在し欧州市場向けの眼鏡、サングラスを数多く手掛ける。帰国後独立し、2012年にデザインスタジオONLYGOODFORM を設立。以来フリーのデザイナーとして幾多のブランドへのデザイン提供を経て、2017年、自身のブランドI.ENOMOTO をスタート。これまで3000モデル以上のアイウェアをデザインしてきた、日本を代表するデザイナーのひとり。


それでは早速、新作を中心にI.ENOMOTOのアイウェアをご紹介いたします!




【2022年春発表】最新作モデル

デザイナー自身が納得した時に新作を発表する、I.ENOMOTOのコレクション。

通常はシーズンに合わせて年に2回発表するブランドが多い中で、納得した時に納得したものを出すところに、I.ENOMOTOのこだわりが感じとれます。


IE013(52□20)¥55,000 tax-in


IE014(52□20)¥57,200 tax-in

2022年春夏コレクションとしてリリースされた、IE013と姉妹モデルのIE014。ファーストコレクションのIE003をアップデートしたモデルです。

IE003は、ベーシックで過度な装飾を排除したミニマルな「アビエーター」型。前モデルのフロントデザインを継承しつつ、全パーツをチタン使用にしたことで軽快なかけ心地を実現。





テンプルエンドを細くすることで、耳にかかるテンションが少なくなります。




IE014は、IE013の派生モデル。フロントの大胆なエナメル、メタルのインナーリムをプラスしたコンセプチュアルな一本。ステンドグラスのような美しさに、思わずうっとりしてしまいます。


IE015(46.7□22.4)¥50,600 tax-in

王道なオーバルシェイプ型の新作モデル。シェイプがシンプルで綺麗なので、カジュアルやビジネスといったシーンを問わずかけやすいです。


【2021年発表モデル】IE011&IE012


IE011(44.5□25.4)¥49,500 tax-in

IE012(47□23)¥48,400 tax-in


2021年の春に発表されたクラウンパントシェイプの2型は、ファーストコレクション・IE002のアップデート版。

シャープで美しいデザインは、かけるシーンを選ばず、初めてアイエノモトをチョイスする方にもおすすめです。



IE002のフロントをそのまま継承しつつ、テンプルをより細身のチタンに改良。骨格を包み込むようなかけ心地は、他のメガネにはない特徴です。



IE012のリムにインナーパーツをプラスしたIE011です。シンプルなIE012と比べて、フロントの輪郭がくっきりします。メタルとプラスチックの異なる素材による、バイカラーが魅力的。


5th Collection

IE010(46.4□20.3)¥59,400 tax-in


2021年7月にリリース。アイエノモト初のブロータイプです。IE006/007の系統で、フロント外周の彫刻が特徴。左右リムとブロウバーを独立した作りにしている為、非常に高精度な仕上がりです。



驚きの精度で仕上げている証として、フレームに印字されたサイズ表記《SIZE:48.4□ 20.6 140》がコンマ1mm単位に!!(通常はミリ単位です。)



こちらの画像のモデルに関しては、ブロウバーからリムに至るまで、全体に職人によるハンドペイントのフラット七宝という技術を用いて高度な加工を施しています。


4th Collection

IE008(45.7□23.6)¥51,700 tax-in


IE009(44.5□23.7)¥51,700 tax-in


2018年にリリースしたセカンドコレクションの系統を継ぐ新作で、2020年のコロナ禍に発表。

IE004・IE005よりふた回りほどコンパクト、強度近視のかたにもオススメできる、かなり小さなサイズ感です。





とは言え、ブリッジ幅~ボリュームを出している為、かけてみると不思議と小ささを感じない絶妙なデザイン。

テンプルの調整域も確保できている為、お顔のサイズ感は比較的気にしなくても大丈夫です。



セルフレームさながらのボリュームを持ったチタンフレームは、他ブランドではなかなか見かけない、アイエノモトらしいモデルです。


3rd Collection

IE006(52□18)¥55,000 tax-in


IE007(48□21)¥55,000 tax-in


2019年リリースのサードコレクションは、アセテート(プラスチック)を一切使わない「フルチタン・フレーム」



フロントの側面に全周溝をつけながら削り繋げることで、頭のわずかな動きにも光沢が反応するデザイン。金属の陰影に思わずウットリしてしまうほどの美しさです。



軍用のバヨネットテンプルという形状をソースにした特殊なデザイン。ボートオールのような独特なストレートテンプルの美しさたるや。

もはや大英博物館に寄贈したいレベルです。しかもこれが機能を考慮したデザインというのだから驚きです。



適度なテンションで包み込まれる驚きのかけ心地。圧倒的なクオリティで他の追随を許さない傑作です。




さて、「チタンの魔術師」という異名を持つ榎本氏によるアイウェアの数々・・・いかがだったでしょうか?

他にもここでは紹介していないモデルもたくさんありますので、ぜひコレクションページからご覧ください。

▷I.ENOMOTOをもっと見る


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